じゅうたんの必要性について

昨今の住宅事情の変化によって、住居の床は畳敷きの和室から、全室フローリングであることが普通になってきました。それにともない、需要が増してきたのがじゅうたんです。なぜなら、い草でできている畳と違い、フローリングはどうしても手触りが冷たく保温性に劣るため、じゅうたんを敷いた方が毎日を温かくすごせるためです。最近では床暖房などが標準装備となっているマンションが増えているのも同様の理由ですが、寒がりな人などは床暖房の上に更にじゅうたんを敷く、という事も多いです。床暖房の床専用のじゅうたんなども各メーカーから多く販売されています。中には床暖房の上でも使用できる電気式のホットカーペットなどまであるようです。じゅうたん、と一言に言ってもウールやカシミヤなどの自然素材を使った高級なものから、ポリエステルやアクリルといった化学繊維を用いたリーズナブルなものまで、様々です。

前者はペルシャじゅうたんなど、デザインが複雑で豪奢なものが多く、保温性が高く手触りも良いのですが、自然素材であるためダニやカビが繁殖しやすく、また、洗浄には専門業者に依頼をする必要があります。さらに、値段が張るというのもデメリットの一つと言えるでしょう。しかし、それを補って余りあるあたたかみがあるため、どちらかというとこちらのほうが人気があります。後者は値段が比較的安く、デザインがモダンで流行のデザイナーズマンションなどの床にも栄えるのですが、やはりどうしても保温性や手触りは自然素材のものに劣ります。しかし、化学繊維の利点として、虫害には圧倒的に強く、さらには最近では最初から防虫・防カビ加工が施されているものもあり、上から掃除機さえかけておけばまず虫がつかないというメンテナンスのしやすさという魅力が大きいです。前述した、床暖房の上にも使用できるじゅうたんというのも化学繊維を使用したものが多く、若い世代の方々が使用するのならば、こちらがおすすめです。しかも、小さなサイズのものならば家庭用の洗濯機で丸洗いができる等、購入後のメンテナンスも安価で簡単です。ただ、共通して言えるのがフローリングの床には何か敷くものが必要である、という事です。

寒さから身を守る目的があるのはもちろん、フローリングの床というのは掃除が簡単な反面、意外と傷がつきやすいものです。一度傷がついたフローリングは修理が大変ですが、何か敷いてあれば掃除や日常の傷から床を守ることができる、というわけです。

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